「この絵画、このページ」
アーティスト・コレクティヴのオル太、プラクティショナー・コレクティヴのコ本や honkbooks、2つのコレクティヴによる共同企画の参加型イベントです。
一冊の本をめぐって、順に参加者は朗読しあい、同時にその言葉を手がかりにドローイングを描きます。文字を読み、音を聞き、線や形に表して、本の世界に入り込んだり、少し離れてみたり、一冊の本との関係性を開いていくことで、新しい余白を立ち上げていきます。何に描くかは、古本や木片、石といったマテリアルにも描くこともあり、画材選びから始めていきます。
自分が描いたドローイングがいつの間にか他の手に渡り筆が重ねられ、新しいかたちになって戻って来る。朗読で本が巡るように絵も巡る。誰でも参加可能。
▼2020年
▼2019年
12月15日 #30 「空と風と星と詩」尹東柱 ※池袋コ本やで再開
9月6日 #29 「病める舞姫」土方巽 ※東京藝術大学図書館で開催(後、収蔵)
3月21日 #28 「白痴」「石の思い」「桜の森の満開の下」坂口安吾 ※新潟・農舞台
1月26日 #27 「人類最期の日々 上巻」カール・クラウス ※王子コ本や最終
▼2018年
12月11日 #26 「人類最期の日々 上巻」カール・クラウス
10月2日 #24 「人類最期の日々 上巻」カール・クラウス
8月21日 #23 「アイヌの昔話」萱野 茂
7月3日 #22 「盲者の記憶 自画像およびその他の廃墟」ジャックデリダ
6月5日 #21「盲者の記憶 自画像およびその他の廃墟」ジャックデリダ
4月3日 #20「盲者の記憶 自画像およびその他の廃墟」ジャックデリダ ※飛鳥山で開催
3月4日 #19「盲者の記憶―自画像およびその他の廃墟」ジャック デリダ
1月21日 #18「死者の書」折口信夫
▼2017年
12月8日 #17「死者の書」折口信夫 ※北とぴあ ドームホールで開催
10月15日 #16「神の裁きと訣別するため」アントナン・アルト―
9月23日 #15 「犬が星見た」武田百合子
8月27日 #14 「鏡のなかの鏡」ミヒャエル・エンデ
7月16日 #13「アトラス―迷宮のボルヘス」ホルヘ・ルイス・ボルヘス
5月21日 #11「離騒」屈原
4月30日 #10「パリの憂鬱」シャルル・ボードレール
3月26日 #9「陰翳礼讃」谷崎潤一郎
2月25日 #8「異邦人」アルベール・カミュ
1月29日 #7「阿Q正伝」魯迅
▼2016年
12月18日 #6「牧神の午後」北杜夫
11月13日 #5「壁」安部公房
10月10日 #4「用意された食卓」カニエ・ナハ
9月25日 #3「パノラマ島綺譚」後半 江戸川乱歩
7月17日 #2「パノラマ島綺譚」前半 江戸川乱歩
6月26日 #1「春と修羅」宮沢賢治
オル太(おるた)
2009年に結成された6名のアーティスト集団。メンバーは井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chi。特定の共同体において見られる集団的な行為とそこで繰り広げられるコミュニケーションに着目し、それらを再編・再演する。社会の基盤を揺さぶり、それを支えている思考や慣習、言語、生活様式を浮かび上がらせる。近年の活動に、YPAM2021 ディレクション、ARCUSプロジェクト2020-2021,
「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」青森県立美術館 、「Hybridizing Earth Disscussing Multitude」釜山ビエンナーレ2016など。
http://www.olta.jp/