

【緊急開催!】 『わたしハ強ク・歌ウ』刊行記念イベント
山下澄人(小説家)×青柳菜摘(アーティスト)
【趣旨】
執筆に3年、本にするのに1年をかけて、芥川賞作家・山下澄人の最新小説『わたしハ強ク・歌ウ』の単行本が完成しました。
「本になること」とは、どのようなことなのか? 本書の装幀や造本を担当した青柳菜摘と彼女が集めた製作チーム、そして山下は、わたしたちがあたりまえだと思っていることの一つ一つを疑いながら、小説について考え、本について考え、手を動かしてきました。
そうして出来上がった本書の刊行を記念し、山下と青柳のふたりが〈小説をつくる〉新たな試みを巡って語り合います。
*当日は『わたしハ強ク・歌ウ』の販売もいたします。
【出演】
山下澄人(やました・すみと)
1966年、神戸市生まれ。富良野塾二期生。劇団FICTIONを主宰。2012年『緑のさる』(平凡社)で野間文芸新人賞、2017年『しんせかい』(新潮社)で芥川龍之介賞を受賞。他の著書に『ギッちょん』(文春文庫)、『砂漠ダンス』(河出文庫)、『コルバトントリ』(文藝春秋)、『ルンタ』(講談社)、『鳥の会議』(河出文庫)、『壁抜けの谷』(中央公論新社)、『ほしのこ』(文藝春秋)、『月の客』(集英社)、『君たちはしかし再び来い』(文藝春秋)、『おれに聞くの?――異端文学者による人生相談』(平凡社)、『FICTION』(新潮社)がある。
青柳菜摘(あおやぎ・なつみ)
1990年、東京都生まれ。同時代芸術のアーティストとして、経験の記述化をめぐってタイムベースト・メディアの可能性を探究している。2016年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。近年の活動に個展「亡船記」(十和田市現代美術館)、「ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ」展(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC])、オンラインプロジェクト「往復朗読」(2020-継続中)、「第10回 恵比寿映像祭」(東京都写真美術館)など。詩集『そだつのをやめる』(thoasa)が第28回中原中也賞受賞、2024年に第三詩集『亡船記』(thoasa)刊行。コ本や honkbooks主宰。
◎司会=河出書房新社・岩本
【概要】
日時 : 2025年3月28日(金)
時間 : [開場]19:00 [開演]19:30
会場 : 河出書房新社 会議室 (〒162-8544 東京都新宿区東五軒町2-13)
https://www.kawade.co.jp/corporate/#map
参加費 : ドネーション制
定員 : 40名
お申し込み : https://forms.gle/WyJyQ4gWeWtbfKbj9
【主催・問い合わせ先】
河出書房新社、コ本や honkbooks、山下澄人
お問い合わせ : info@kawade.co.jp
*件名に「『わたしハ強ク・歌ウ』イベントについて」と記載ください。