演奏者の声が楽譜を生成していく音楽パフォーマンス
作曲家・小宮知久によるコンサート

《喉のシノニム》

場所:小台BRÜCKE (東京都足立区小台2-17-11)
日時:2018年5月19日(土)18:30-
入場料:1500円+one drink
出演者:Female Voice 根本真澄、Female Voice 善養寺彩代、Violoncello 飯島哲蔵
予約:https://odaibrucke.org/event/2746/
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主催:BRÜCKE
お問い合わせ先:chikukomiya524@gmail.com(小宮知久)

小宮知久。1993年生まれ。作曲家。 http://chikukomiya.com

現代音楽の分野から、演奏行為自体が作曲する手法を開発するなど、コンピュータを用いた音楽制作によって、演奏者が新しい身体を獲得し、演奏者—作曲者の関係性を再考する音楽活動で知られています。アコースティックな作品、ライブエレクトロニクス、電子音響による作品など多岐にわたって活動しています。

今回のコンサートでは、トーキョーワンダーサイト(現TOKAS)の公演『泳ぎつづけなければならない』で発表された《VOX-AUTOPOIESIS》シリーズ作品(自動生成される楽譜をその演奏者が歌っていく)をはじめに、一作の詩しか残っていない奇怪な丸井栄雄の詩をモチーフとした怪作《ぴりあど》、人工音声を批判的に組み込んだ先駆的な作品など、生の声を主軸にしたアプローチから、エレクトロニックに構成された音声作品まで、現在における人間の声の諸相を探っていきます。

また、《VOX-AUTOPOIESIS》シリーズが楽譜『VOX-AUTOPOIESIS』として、出版社「thoasa(コ本やhonkbooks)」より限定100部、2018年6月1日よりスペシャル・エディションで出版されており、本コンサートの特別企画として会場にて、当日は先行販売が行われます。
詳細→http://honkbooks.com/post/173880372256/vox-autopoiesis

会場となるBRÜCKEでは、活版とデザインの工房「まんまる○」による活版と紙の組み合わせによって新しい質感を探るカラープランの展示も開催中です。併せてこちらもご高覧ください。