会期:2017.5.2(日)―14(日)
何かを生み出そうとするとき、考えては否定し、作っては壊し、段々と経験は蓄積され、物事は立体的に「ねじれ」ながらも立ち上がっていく。モノとモノ、対立するモノ、並列するモノだったりする。そのモノの間にある境界や関係をめぐって考えるとき、目の当たりにするのは、「ねじれ」の作用だ。
小林と長田の両者が作るバラバラないくつかの出来事に、一つの軸が重なり合い、さらには異なった回転の力が加わる。
そうして最後は別の形へと、集約されていくのかもしれない。
小林椋 Muku Kobayashi
1992年生まれ東京都出身。
京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻在籍。ある機構や機関にモノが挿入、あるいは運転への加担によって生じる性質の発現や、その疲弊の様子を観察しながら作品制作を行う。
長田雛子 Hinako Osada
1991年生まれ秋田県出身。
東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻在籍。衣食住の最中にいる自分と他者との関係性をこねくり、衣食住から外れた異次元とは何かを考えることから制作を始める。
関連イベント:
〈OPENING PARTY〉5.3(水)19:00-
〈TALK EVENT〉5.13(土)13:00-
guest. 伊藤ガビン Gabin Ito
※展示の様子を更新しました。