伊東友子+時里充「めくる映像 _ 特集」

伊東友子+時里充「めくる映像 _ 特集」

2018年1月9日
伊東友子+時里充「めくる映像 _ 特集」

2018年1月16日(火)−2月18日(日)  11:00 − 21:00 月曜定休

本年最初のコ本やでの展示は、伊東友子と時里充による「めくる映像_特集」を開催します。

「めくる映像」シリーズに登場するのは、本と、それをめくる手です。
本を読むために私たちは自らの手でページをめくりますが、
視界に入ってくるはずの手は、本のテキストに関係なく、意識の外側にあります。
本シリーズの映像の中に登場する手は、すでにテキストが印刷された本を制御する存在です。
ページがめくられていくことと、映像が流れていくこと。二つの時間はちぐはぐです。
テキスト、本、めくる手、映像。それらをつなぎあわせるのも、離れさせるのも、鑑賞者のみなさまなのです。
ディスプレイに現れているものは、それらが未分化のまま、一層になったものです。 

伊東友子:
多摩美術大学大学院美術研究科修了。文字・言葉に纏わる制作および執筆を行う。

 時里 充:
岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー、多摩美術大学卒業。画面やカメラに関する実験と観察を行い、作品を制作発表している。
http://tokisato.info/

関連イベント: [めくる映像 _ 座談会]

1月20日(土)18:00 −

菅 俊一 + 伊東友子、時里 充
定員15名、参加費500円
お申し込み http://mekuru-eizo.peatix.com/
ゲストに菅 俊一氏を招き、展示作品の見方や展開から、めくる行為について、また映像と本との関係についてをテー マに三者の視点から見るトークイベントを開催します。

菅 俊一:
表現研究者 / 映像作家 / 多摩美術大学美術学部統合デザイン学科専任講師
人間の知覚能力に基づく新しい表現を研究・開発し、映像・展示・書籍など様々なメディアを用いて社会に提案することを活動の主としている。2017年の仕事は、21_21 DESIGN SIGHT「アスリート展」展示ディレクター、「ヘンテコノミクス」(マガジンハウス)、「観察の練習」(numabooks) など。 

 [めくる映像 _ 読書会]
1月28日(日)18:00 −
伊東友子、時里 充
展示作品の撮影時のパフォーマンスを、参加者のみなさまと再現するワークショップを開催します。 詳細はコ本やウェブサイトにて告知します。

会場:コ本や honkbooks
〒 114-0002 東京都北区王子1-6-13 松岡ビル1F
JR 京浜東北線・東京メトロ南北線
「王子」より明治通沿徒歩5分
http://honkbooks.com/
tel: 03-5944-6990
mail: honkbooks@gmail.com
Twitter, Instagram, Facebook : honkbooks

※展示の様子を更新しました。

movie: 時里 充

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