soyogo books『猫にご用心 知られざる猫文学の世界』刊行記念イベント

猫と小説と、AI時代のことばのゆくえ

~小説好き、翻訳好きの方に贈る特別な午後~

猫は、物語の中でどのように描かれてきたのでしょう?
そして「小説」は、どこから生まれ、どこへ向かうのでしょうか?

本イベントにお迎えするのは翻訳家の大久保ゆうさんと書評家の倉本さおりさん。
猫をこよなく愛するおふたりが、猫と文学、小説の起源、そしてAI時代における「ことば」の可能性について語り合います。
さらに、世界で初めて英語で書かれた小説といわれる『猫にご用心』の魅力と、まだ翻訳されていない知られざる海外文学もご紹介。

翻訳に挑みたい方や小説の世界を愛する方へ——
言葉と物語と猫の魅力に触れる、心豊かなひとときをご一緒しませんか?
小説って何を読んだらいいか分からない、という方も大歓迎です!

「翻訳の未来は?」「どんな小説がおすすめなの?」といった、
みなさまからのご質問にお答えする時間もございますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください!

※お越しいただいた方には、「猫にご用心」に関連する1900年に発行された書籍の復刻版を差し上げます!

※当日、おふたりの対談の様子を写真並びに動画撮影いたします。お客様を撮影することはありませんが、お席によっては映り込む場合があります。写真・動画はイベント終了後の広報資料としてウェブ等に掲載される場合がございますので、掲載をご希望されない場合は、会場スタッフにお申し付けください。


日時:2025年6月14日(土) 14:00〜16:00
会場:theca(コ本や内)
〒162-0801 東京都新宿区山吹町294 小久保ビル2F
 東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」より徒歩4分/東西線「神楽坂駅」より徒歩7分
入場料:1,000円
チケット購入https://peatix.com/event/4419021

企画・主催:日本印刷株式会社 出版・メディア事業部
問い合わせ先:support@soyogobooks.jp

書籍紹介https://publisher.soyogobooks.jp/book/neko-top/


【登壇者プロフィール】

大久保ゆう(おおくぼ・ゆう)
翻訳家。研究者〈大久保友博〉としての専攻は翻訳論・翻訳文化史、現在は一橋大学言語社会研究科講師、博士(人間・環境学)。16歳から青空文庫に翻訳作品を発表、大学院在学中からフリーランス翻訳家としても活躍。文芸・大衆文化・美術関連の翻訳や著作権についての批評も手がける。訳書に、スコット・L・モンゴメリ『翻訳のダイナミズム―時代と文化を貫く知の運動』、アーシュラ・K・ル=グウィン『文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室』等多数。2025年に『猫にご用心 知られざる猫文学の世界』を刊行。


倉本さおり(くらもと・さおり)
書評家。法政大学大学院兼任講師。週刊新潮「ベストセラー街道をゆく!」、小説トリッパーで「カルチャー放談」を連載中のほか、文芸誌、週刊誌、新聞各紙で書評やコラムを中心に執筆。『文學界』新人小説月評(2018)、毎日新聞文芸時評「私のおすすめ」(2019)、文藝「はばたけ! くらもと偏愛編集室」(2019~21)共同通信文芸時評「デザインする文学」(2020~2023)。共著に『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』(立東舎)、『韓国文学ガイドブック』(Pヴァイン)など。