展示会「コ虫や―オトシブミ」
honkinsects: The leaf-rolling weevils
[趣旨]
虫をはじめとして、いきものをモチーフとしたオリジナルの雑貨を製作している「お拾いもの」さんと、コ本やのだつおとの共同企画として、展示会「コ虫や―オトシブミ」を開催いたします。山のなかでも、都会でも、「虫」はわたしたちの身近なところにいつでも存在しています。よくよく見てみると、かたちや、動きや、習性におどろくばかりです。そんな、小さい虫たちに目をこらすことと、本をひらいて目で文字を追うことは、すこし似ているかもしれません。今回の開催は、ちょうどオトシブミが葉をまるめて文を落とす時期でもあるため、展示タイトルの副題といたしました。小さな本屋のなかで、小さな虫の作品と出会う、そんな展示会を開きます。
[概要]
出展作家:いちむし堂、竹浪音羽、MIHANI(岸本かや、鹿児島丹緒子)、お拾いもの、だつお
―
WEB:http://honkbooks.com/honkinsects-2024
会期:2024年5月11日(土)-26日(日)
休業日:火曜日
時間:12:00-20:00
会場:theca(コ本や内)
住所:〒162-0801 東京都新宿区山吹町294 小久保ビル2階
お問合せ:honkbooks@gmail.com(コ本や)
―
企画:お拾いもの、だつお(コ本や)
主催:コ本や honkbooks
[参考画像]
いちむし堂
竹浪音羽
MIHANI(岸本かや、鹿児島丹緒子)
お拾いもの
だつお
[プロフィール]
いちむし堂 Ichimushido
陶芸作家。1997年大阪府出身。沖縄の大学にて生物学を学んだ後に、陶芸の窯元に弟子入り。2022年に作家として独立し、沖縄北部(やんばる)の大宜味村にて工房を構える。沖縄の赤土を使って、やんばるの森に棲まう生き物たち ”いちむし” なウツワを作っています。緑に包まれた工房で、ひとつひとつ手作業で削り描かれた虫たちのウツワが、暮らしを暖かく彩ります。
https://yanbaru-ichimushi.storeinfo.jp/
竹浪音羽 Otoha Takenami
イラストレーター。1989年静岡県生まれ。2011年頃よりアクリル絵の具による絵の制作と発表を始める。個展の開催 や、書籍の装画、挿絵、ウェブサイトのイラストレーションなどに携わる。近年の主な活動として、 個展『陽炎』(FOLK old book store)、『小さな冒険』(NADiff a/p/a/r/t) 、単行本『黙って喋っ て』の装画などがある。
https://otohatakenami.tumblr.com/
MIHANI(岸本かや、鹿児島丹緒子)
MIHANI(Kaya Kishimoto, Nioko Kagoshima)
染色家。シルクスクリーン手捺染、型染め、注染などの手法で布にもようを染める染色家ユニット。パターンをデザインし、製版、型彫りから染め、仕上げまで一貫して自分たちの手で行っています。(注染だけは職人さんが染めています)
https://www.mihanitextile.com/
お拾いもの ohiroimono
イラストレーション、グラフィックデザイン。幼少の頃より虫が身近に生きていることが普通な環境で暮らし、ダンゴムシやミノムシやセミの幼虫を観察して育つ。現在虫をモチーフとした製作が多め。数年にわたり昆虫をテーマにしたグループ展を開催。コ本やさんが王子にあった時代に立ち上がった今回の企画、いよいよ形になり嬉しく思っております。https://ohiroimono.com/
だつお Datsuo
アーティスト。2001年頃よりお絵かき掲示板やpixivなどのWebメディアを通して作品発表を行う。インターネットを通じたコミュニケーションのありかたについてについて考えながら、イラストや絵を中心とした作品を制作。青柳菜摘としても活動。コ本や honkbooks主宰。
http://datsuo.com/