[展覧会]ヨフ「2D Painting [Matière] 」
出展作家 ヨフ(YOF)
会期 2021年4月6日(火)-25日(日)12:00-20:00
[4月12日(月), 4月19日(月)休廊]※緊急事態宣言発令後も4月25日まで開催いたします。
会場 theca(コ本や honkbooks/池袋)
〒171-0014 東京都豊島区池袋2-24-2メゾン旭2階
※会場へのアクセスが非常に分かりづらいため事前にご確認の上ご来場ください。
入場料無料
《2D Painting》はヨフが2019年から継続的に取り組んでいる絵画空間をテーマとした作品のシリーズである。
タイトルにある2Dとは、2つの空間(Depth)を意味している。
作品を構成しているのは三次元空間に配置されたオブジェクトでありながら、奥行き感を失わせる特殊な構造と照明色による色彩の対比効果によって、二次元イメージ(絵画的空間)としての認識の優位性が高まる。
配色や視点に応じてそのバランスは常に移ろい、鑑賞者は実際の三次元空間と、二次元の色彩によって喚起される絵画的空間、この2つ空間の横断を体験することになる。
本展覧会は、「Matière(マチエール)」に着目した《2D Painting》シリーズの新作4点から構成される。マチエールが生み出す定位が、2つの空間の知覚的な矛盾を強固なものとし、見る者の内に新たな空間性を現出させる。
ヨフ YOF
色彩研究、映像、メディアアートなどを専門とする大原崇嘉、古澤龍、柳川智之の3人によるグループ。
色彩・視覚伝達の研究の目的で2015年に結成され、2017年からそれを応用した表現活動を始動する。絵画などの画面上の色の相互作用(ヴァルール)を数理的に分析する手法によって得た知見を、実際の物理空間において視覚表現へと昇華させる試みを行う。その過程で、色の見えに付随してしまう物質性や定位性を消すための観賞構造や、照明の制御の仕方などの技術を開発、実践している。
このようにして生み出される視覚表現は、いずれもイメージの成立状況に働きかけ、視知覚に亀裂をもたらす構造を持つ。
WEB|yofyofyof.org
お問い合わせ email@yofyofyof.org
主催 ヨフ
助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、公益財団法人朝日新聞文化財団
協力 東京藝術大学大学院映像研究科、コ本や honkbooks
【新型コロナウイルス感染拡大予防対策について】
・ご来場の方は、マスクの着用、手洗い、手指のアルコール消毒など、ご自身での予防対策も万全の上、お越しください。
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